日本のトム・ホーバス監督(54)は「日本バスケは新しい時代になった。前回(64年)の東京五輪では金メダルを取ったバレーボールは応援がすごくなった。これから日本はバスケの時代になるかな」と胸を張った。また選手たちを「最後までよく頑張った。感謝してます」と称えた。

これまで日本は五輪4大会に出場して8強が最高だった。17年に就任し、「金メダル」が目標と言い続けてきた。厳しい練習に耐えてきた選手を「うちのバスケを信じて」との言葉をかけ、決勝のコートに送り出した。米国の壁は高かったが、見事な銀メダルだった。

その上で「悔しいです。勝ちたかったですけどね」とも吐露した。「若い選手が多い。これからもっともっといい結果を出せる」。今後の去就については「本当に分からない。JBA(日本バスケットボール協会)と話し、気持ちを聞きたい」と口にした。