日本卓球界のレジェンドが聖火をつないだ。栗本キミ代さん(83、旧姓松■(■は崎の大が立の下の横棒なし))は1959年ドルトムント、63年プラハでの世界選手権シングル覇者。聖火のトーチキスイベントになったことについては「年をとって体力もなくなってジョギングも散歩もしていないですよ。公道を走らずに内心ホッとしていました」と心境を告白した。

卓球が五輪競技ではなかった自分の時代について「卓球がメディアに載るということがなかったですね。(今の選手は)普段の生活も含めて取り上げられて卓球人としてはとてもうれしいです」と話した。

東京五輪については「無観客というのが残念ですね」とつぶやきながらも「もう金メダル期待しますね。(平野)美宇ちゃんも(伊藤)美誠ちゃんも4歳のころから五輪に出る、っていってましたから、ひ孫のようでね」とほほえんだ。