日本フェンシング協会前会長で08年北京、12年ロンドン両五輪銀メダリストの太田雄貴氏(35)は4日、名古屋市の河村たかし市長(72)の「金メダル、がぶり事件」に対して、不快感を示した。

河村市長は4日、同市役所で、東京オリンピック(五輪)ソフトボール日本代表の後藤希友投手(20=トヨタ自動車)の表敬訪問を受けると、マスクを外し、金メダルを突然がぶりとかんだ。SNS上を含め「失礼」「気持ち悪い」「コロナ禍なのに」と批判が殺到している。

太田氏は自身のツイッターで「ごめんなさい。これは流石に。。

現場の空気や、お二人の関係値は分かりませんが。

選手に対するリスペクトが欠けている上に、感染対策の観点からもセレモニーさえも自分自身やチームメイトでメダルをかけたりしたのに、『噛む』とは。

ごめんなさい僕には理解できません」。

柔道男子60キロ級金メダルの高藤直寿(28=パーク24)も自身のツイッターを更新。「え…

動画見たけど、「カンッ」て歯が当たる音なってるし

自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに

怒らない後藤選手の心の広さ凄すぎ

俺だったら泣く」とつぶやいた。