日本の畑岡奈紗(22)が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算4アンダー、138で第2日を終えた。同時点で12位としている。

5番でボギーをたたいたが、7番パー3で10メートル以上のバーディーパットを決めてスコアを戻すと、8番もバーディーとし、9番でも1・5メートルを沈めて3連続バーディーを奪った。

後半も流れを崩すことなくパーセーブを続け、17番では2メートルを決めて4つ目のバーディー。スコアを伸ばしてラウンドを締めくくった。

畑岡は「チャンスにつけられるホールがたくさんあった中で、いまひとつ伸ばしきれなかったところが悔しいです」と振り返った。それでも7番から3連続バーディーを奪うなど見せ場も作り「特に9番はセカンドショットの番手を迷いましたが、短いクラブで思い切り振り抜いていけました」と話した。

初日はティーショットの精度に苦しんだ。まだ本調子ではないとも口にし「ティーショットで抜きにくいホールとか、不安要素はあったり、思っているところに動かせていないところはまだありました」と話した。この日も世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)、同2位の高真栄(韓国)と同組という豪華な組み合わせでのラウンド。同学年でもあるコルダが62をマークして通算13アンダーと独走態勢に入るさまを目の当たりにした。畑岡は「私の分のバーディーも持っていかれているような気分で、どこからでも入ってすごく簡単そうに見えました」と語り「かなり上との差が開いてしまっているので、あと2日でビッグスコアを出さないと表彰台も遠くなっている気がします。しっかり巻き返したいと思います」と力を込めた。

日本勢は稲見萌寧(22)も出場しており、通算7アンダー、135で6位につけている。