20位から出たフィリピン代表で全米女子オープンを制した笹生優花は、1イーグル、5バーディー、1ボギーの65で回り、通算10アンダーで終了時点で8位まで順位を上げた。前半の4番パー3でボギーをたたいたが、続く5番パー5でバーディー。後半は12番パー4で10メートル以上のロングパットを決めてバーディーとすると、そこから13番、14番と3連続バーディー。17番パー4では、253ヤードを1オンに成功すると、6メートルのイーグルパットを沈め、9アンダーまでスコアを伸ばした。最終18番パー4でも第2打をピン手前3メートルに寄せ、これを決めて10アンダーで初めての五輪を終えた。

終了後は「すごく楽しい1週間。いろいろ勉強になったので、本当にいい試合だったと思う」と大会を終えての感想を口にした。この日はパッティングがさえ、得意のショットでグリーンに乗せると、バーディーを量産した。「残り3日間は初日よりいいゴルフができた。今日もパターが良く入ってくれたので良かった。初日終わって何位だったか分からないけど、こうやって上位に上がれてよかった。本当に楽しかったし勉強になったので、いい経験になった」と笑顔で語っていた。