稲見萌寧(22)が「プレーオフ勝率100%」の勝負強さを発揮し、銀メダルを獲得した。

最終ラウンドの18ホールを、9バーディー、3ボギーの65と6つ伸ばし、通算16アンダー、268でホールアウト。金メダルを獲得したネリー・コルダ(米国)に1打及ばなかったが、元世界ランキング1位で16年リオデジャネイロ五輪銀メダルのリディア・コ(ニュージーランド)と並ぶ2位タイとなった。メダルを確定させ、銀メダルをかけて臨んだプレーオフ。18番パー4での1ホール目でパーとし、パーパットを決められなかったコを破って決着をつけた。

稲見は国内女子ツアーで3度プレーオフを戦い、全勝。銀メダルをかけた今回の2、3位決定のプレーオフも制し、通算4戦4勝となった。