初出場の宇山芽紅(25=スポーツクラブ テン・フォーティー)が惜しくもメダルを逃した。予選を5位で通過し、決勝でも持ち味の安定感ある演技を披露。54・655点で後続を待った。五輪王者などの演技を見つめ続けたが、惜しくも5位に終わった。00年シドニー五輪から採用されたトランポリンで男女通じて初のメダルはならなかった。

自分の武器を安定性とし、「どれだけ(台の)真ん中で演技できるか」と臨んでいた。直前には下半身全体に痛みを抱え、万全には遠い状態だった。それでも力は発揮したが、難度で勝る世界の強豪には及ばなかった。