初出場のウルフ・アロン(25=了徳寺大職)が3冠を達成した。

決勝で趙グハム(韓国)に一本勝ち。延長戦となった激闘に大内刈りで終止符を打ち、金メダルを獲得した。

ウルフは史上8人目の「柔道3冠」を達成。全日本選手権、世界選手権、五輪を制すことで、山下泰裕、井上康生ら男子は過去7人しかいなかった。17年に世界選手権、19年に全日本選手権優勝。自国開催の東京五輪で、歴代の名選手の仲間入りを果たした。