ホーム 東京オリンピック2020 ニュース RSS 【復刻】日本代表の愛称「○○ジャパン」 あなたはいくつ知ってますか? [2021年7月21日16時0分] 11年W杯で優勝した日本イレブン(撮影・PIKO) <復刻記事(2019年12月5日)> 各競技の日本代表を指す時に○○ジャパンという呼び名を聞いたことはありますか? 実はいま、オリンピック(五輪)競技は右も左も「ジャパンブーム」。誰もが知る元祖有名ジャパンから、名前から競技名を想像するのが難しそうなジャパン、男女別のジャパン、もはやジャパンとつかない愛称まで。東京五輪イヤーを目前にして、日刊スポーツが検定問題を作りました。呼び名とその命名理由をヒントに競技名を考えてください。あなたは何問正解できますか? <Q1(1点) なでしこジャパン> ○○ジャパンの先駆けで、04年に名称決定。清楚(せいそ)で凜(りん)とした美しさを持つ日本女性をたたえる言葉「大和撫子(なでしこ)」に、世界で羽ばたく意味を込めた「ジャパン」を。11年ワールドカップ(W杯)で優勝。<Q2(1点) サムライブルー> 09年12月から公式採用。戦前から使用する試合時のユニホームの基本色に由来するが、なぜ青色かは不明。「日本の国土を象徴する海と空の青」という通説も根拠はなし。最近は斬新な迷彩柄のデザインが話題に。<Q3(1点) トビウオジャパン> 第2次世界大戦後に次々と世界記録を打ち立て「フジヤマのトビウオ」と称された古橋広之進に由来する。トビウオのように世界を切り開くという意味が込められ、数々の金メダリストが生まれている。<Q4(1点) マーメイドジャパン> マーメイド=人魚に由来。人魚のように水中を自由自在に泳ぎ、芸術性などを競い合う。06年に放送したテレビ局が命名、10年に連盟に正式採用された。マーメイド日記という日本代表ブログもある。<Q5(1点) セブンズジャパン> 7人同士で試合をするのでセブン。人数を強調するのは15人制が世界的にも広く知られるから。日本でも今秋に国際大会が開かれ、「にわかファン」を急増させました。今度は「セブン」のブームが来る!?<Q6(2点) フェアリージャパンPOLA> スポンサーの化粧品会社POLAの名前が付く珍しい名称。「妖精(フェアリー)のように舞う」とのコンセプトで07年に決定。9月の世界選手権団体総合で44年ぶりの銀メダルを獲得し、東京での期待も高まる。<Q7(2点) ソフトジャパン> 17年6月に協会が命名した。過去五輪で世界の頂点を取っている競技で、シンボルロゴを作ろうという狙いから。「ソフト」ではなく、超ハードな球を投げ込む鉄腕エースが知名度抜群だ。<Q8(2点) サクラセブンズ> 13年に公募で決定。2000通を超える候補から選手が中心になって選んだ。誇り、絆、ひたむきな姿勢などの価値観を、ジャージーの胸に輝く桜へと重ねた。「にわかファン」急増の男子の次は女子の時代が来るか。<Q9(2点)> 火の鳥ジャパン> 940通の応募から決定。真っ赤に燃える情熱の象徴にあやかった。心に情熱の炎を燃やし、スピーディーなプレーで世界王座奪還への願いがこもる。手塚治虫の漫画「火の鳥」との縁で、ロゴなどで協力。<Q10(2点) バードジャパン> 19年5月に命名された最新ジャパン。空中戦でシャトルが落ちたら終わりというルール、シャトルが鳥に関係することなどからデザイナーの案を採用した。来年の五輪でも飛躍が期待される金候補ずらり。<Q11(3点) 龍神NIPPON> 814通の応募の中から決定。天空を自由に駆けめぐる強さと気高さの象徴にあやかった。コートの中で飛び立ち、天を舞うような高さからアタックを決められれば、天地を制して世界の頂点に近づけるか。<Q12(3点) アカツキファイブ> 16年4月に協会が命名。日いずる国・日本の夜明け「暁」とコート上で戦う5人の選手を組み合わせたもの。「世界を照らす日本になる」がコンセプト。男子は44年ぶりに五輪出場。日はまた昇った。<Q13(3点) 日の丸セーラーズ> 15年に公募で決定し、オフィシャルロゴも作られた。連盟の応援団長には、イメージぴったりの俳優の加山雄三が就任して盛り上げ役を担っている。世界での実績もあり、隠れメダル候補だ。<Q14(3点) ポセイドンジャパン>》ギリシャ神話に出てくる海の神ポセイドンのように、水中で力強く躍動してほしいとの願いを込めた。激しい肉体の接触があり、「水中の格闘技」とも呼ばれる。ボールゲームでは珍しく男女が同じ愛称を使う。<Q15(3点) サムライジャパン> 競技で使用するスティックを刀に見立てた。08年3月の発表当初は「さむらいジャパン」も「サムライジャパン」に統一した。1932年のロサンゼルス大会で日本勢団体球技初の銀メダルを獲得している。<Q16(4点) ゴジラジャパン> 日本連盟などが開発した試合の分析システムの名前が「ゴジラ」だった縁から。商標を保有する東宝から提案される形で、19年3月に発表。契約は商標問題を理由に年末までで、20年東京五輪では使用不可。<Q17(4点) おりひめジャパン> 13年11月に公募で決定。試合が7人でプレーすることと七夕の7をイメージして決定した。活躍できるのは年に1回…、ということはないはず。五輪には76年モントリオール大会以来11大会ぶり2度目の出場となる。<Q18(4点) 翼ジャパン> 15年4月から使用。一定の高さの飛び込み台から空中に飛び出し、華麗に飛び込むさまから採用された。翼が生えたように空中でさまざまな技を繰り出せれば、好成績が残せる。サッカーの有名漫画とは無関係。<Q19(4点) 彗星ジャパン> 18年6月に公募によって決定。女子の愛称があり「男子も」と公募した。試合展開がスピーディーなイメージと、シュートの軌跡が彗星のようだから。08年には「中東の笛」で話題となった。宮崎大輔が看板選手。<Q20(4点) 雷神ジャパン> 15年6月に発表。稲妻の光が試合中の突きや蹴りのスピード感に通じること、英語で太陽が昇ることを意味する「ライジング」をかけた。五輪の活躍で、目にも止まらぬ速さで名前も浸透できる? 【■答えとレベル判定】<答え>Q1 女子サッカーQ2 男子サッカーQ3 競泳Q4 アーティスティック・スイミング Q5 男子7人制ラグビーQ6 新体操Q7 ソフトボールQ8 女子7人制ラグビーQ9 女子バレーボールQ10 バドミントンQ11 男子バレーボールQ12 バスケットボールQ13 セーリングQ14 水球Q15 男子ホッケーQ16 柔道Q17 女子ハンドボールQ18 飛び込みQ19 男子ハンドボールQ20 空手 <判定>◆50点満点 1級 編集長レベル◆40~49点 2級 デスクレベル◆30~39点 3級 キャップレベル◆20~29点 4級 ベテラン記者レベル◆10~19点 5級 中堅記者レベル◆0~9点 6級 駆け出し記者レベル