ホーム 東京オリンピック2020 ニュース RSS 伊藤美誠、石川佳純、平野美宇の日本 台湾下し4強進出/卓球女子団体詳細 [2021年8月2日21時10分] 更新 <東京オリンピック(五輪):卓球・日本3-0台湾>◇2日◇女子団体◇東京体育館 悲願の金メダルを目指す卓球世界ランク2位の日本が台湾を3-0で下し、3大会連続で準決勝進出を決めた。 卓球女子メダル王手 主将石川佳純いきものがかり歌ったリオの経験生きた 1番手で登場したダブルスの石川佳純(28=全農)平野美宇(21=日本生命)組が危なげなく3-0(11-8、11-6、11-5)で先制した。 続く第2試合のエース対決も伊藤美誠(20=スターツ)が3-0(11-2、11-9、11-8)で確実にものにした。第1ゲームは9連続得点で制し、第2ゲームは終盤5連続得点で逆転。第3ゲームもスタートから4連続得点で流れをつかみ、そのまま勝利した。 第3試合のシングルスも平野が制し、1日の1回戦に続き、ストレート勝ちを収めた。 日本は12年ロンドン五輪の銀、16年リオデジャネイロ五輪の銅に続く、3大会連続のメダルに王手をかけた。3日の準決勝は、世界ランキング5位の香港と対戦する。 卓球女子決勝トーナメント 卓球女子団体準々決勝以降 第1試合 日本1-0台湾 <ダブルス> 石川佳純×平野美宇311-811-611-50鄭先知×陳思羽 女子団体準々決勝 第1試合で石川佳純、平野美宇組と対戦する鄭先知、陳思羽組(ロイター) 女子団体準々決勝 台湾戦の第1試合でサーブする平野美宇。左は石川佳純(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第1試合でプレーする石川佳純(右)、平野美宇組(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第1試合でプレーする石川佳純(右)、平野美宇組(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第1試合でプレーする石川佳純(左)、平野美宇組(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第1試合でポイントを奪い、ガッツポーズする石川佳純(左)、平野美宇組(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第1試合に勝利し、笑顔の石川佳純(左)、平野美宇組(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第1試合に勝利し、タッチを交わす石川佳純(左)、平野美宇組(共同) 第2試合 日本2-0台湾 <シングルス> 伊藤美誠311-211-911-8--0鄭怡静 女子団体準々決勝 台湾戦の第2試合でプレーする伊藤美誠(共同) 女子団体準々決勝 第2試合でサーブを打つ伊藤美誠(ロイター) 女子団体準々決勝 第2試合で拍手を送る石川佳純と馬場美香監督(ロイター) 女子団体準々決勝 台湾戦の第2試合でプレーする伊藤美誠(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第2試合で勝利し、ガッツポーズする伊藤美誠(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第2試合で勝利し、馬場監督とタッチを交わす伊藤美誠(右手前)。右奥は平野美宇。左は石川佳純(共同) 第3試合 日本3-0台湾 <シングルス> 平野美宇311-97-1111-411-4-1陳思羽 女子団体準々決勝 台湾戦の第3試合でプレーする平野美宇(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第3試合でプレーする平野美宇(共同) 女子団体準々決勝 第3試合でサーブを打つ平野美宇(AP) 女子団体準々決勝 台湾戦の第3試合でポイントを奪い、ガッツポーズする陳思羽(ロイター) 女子団体準々決勝 台湾戦の第3試合でプレーする平野美宇(共同) 女子団体準々決勝 台湾戦の第3試合でポイントを奪い、ガッツポーズする平野美宇(共同) 女子団体準々決勝 第3試合のゲーム間に、馬場美香監督(右)と石川佳純(中央)の話を聞く平野美宇(ロイター) 女子団体準々決勝 台湾戦の第3試合でプレーする平野美宇(共同) 第4試合 <シングルス> 伊藤美誠 ----- 鄭先知 第5試合 <シングルス> 石川佳純 ----- 鄭怡静 試合後 台湾に勝利し、喜ぶ平野美宇、伊藤美誠、石川佳純(ロイター) 台湾に勝利し、喜ぶ伊藤美誠と石川佳純(AP) 台湾に勝利し、喜ぶ伊藤美誠、平野美宇、石川佳純(AP) 日本メンバー 東京五輪卓球男女日本代表 台湾メンバー 鄭先知、陳思羽、鄭怡静 アラカルト ◆「ABC」「XYZ」方式 五輪団体の選手のオーダーはABCXYZ方式が採用されている。第1試合(ダブルス)ではBC組とYZ組が対戦。AとXがシングルスに2度出場するエース選手で、第2試合(シングルス<1>)でエース同士が必ず対戦する。ABC側かXYZ側になるかは、コイントスで決まる。後者になるとエースの2度目の試合が最後の5試合目となるため、エース登場前に敗戦が決まってしまう可能性がある。よってコイントスではABC側を取りたいという思惑も生じる。コイントスの結果次第ではオーダーの組み替えを検討する可能性もあり、駆け引きに注目するとより楽しめる。 ABC-XYZ方式 ◆東京五輪の卓球団体 3人でチームを構成し、3勝先取。16チームで争われ、日本は女子が第2シード、男子が第3シード。ともに最大のライバルで第1シードの中国とは決勝まで当たらない。中国は、男子が今大会シングルス優勝の馬竜(世界ランキング3位)、準優勝の樊振東(1位)、許■(2位)の3人。女子は今大会シングルス優勝の陳夢(1位)、準優勝の孫穎莎(3位)、劉詩□(7位)の3人。団体は08年北京大会から男女ダブルスに替わり、五輪競技となった。 ※■は日ヘンに斤、□は雨かんむりに文