1次リーグ初戦で日本と引き分けたカナダ(FIFAランク8位)がスウェーデン(同5位)をPK戦で下して、主要な国際大会で初のタイトルを獲得した。

前半34分に先制を許したが、後半22分にMFフレミングの2戦連発となるPK弾で同点とした。

延長戦でゴールは生まれず、1-1のまま勝負はPK戦へ。日本戦でFW田中美南と交錯して涙の負傷交代となったGKラベが、2本のPKストップを見せるなど活躍し、3-2でPK戦を制した。

カナダは1次リーグでチリに勝利したが、日本、英国とは引き分け、1勝2分けのグループ2位で決勝トーナメントに進んだ。

準々決勝ではブラジルをPKで下し、準決勝では優勝候補の米国に1-0で競り勝った。

大会6試合で90分での勝利は2試合しかなかったが、粘り強い戦いで勝ち上がり、金メダルを勝ち取ってみせた。

試合前日に、キックオフ時間が午前11時から午後9時に変更となった。PK戦が終了したのは、午後11時45分過ぎだった。