日本(小西杏奈-渡部香生子-池江璃花子-五十嵐千尋)は、予選1組2レーンに登場した。3分57秒17で同組3着、全体の6位で、1日に行われる決勝に進出した。

池江は今大会3種目目の出場となった。400メートルリレー、混合400メートルメドレーリレーは自由形で泳いだが、この日は第3泳者としてバタフライに出場した。

池江は4月の日本選手権で自由形とバタフライで優勝して、リレー代表に選出された。どちらでも起用できるマルチな存在だった。

29日は混合400メートルメドレーリレーに出場。アンカーの自由形で奮闘。引き継ぎで53秒78とまずまずのタイムを出していた。「今後はリレーでメダルを視野に入れながら、さらに強化をして、リレーの楽しさを感じながら頑張っていきたい」と、意気込んでいた。

池江は24年パリ五輪を目標に掲げており、東京五輪はその途上にあるという位置付けだった。個人種目にはエントリーせず、リレーで3種目を泳いだ。2度目の五輪となった東京の経験をパリにつなげていく。