張本智和(18=木下グループ)が、五輪デビュー戦で流血のアクシデントに見舞われた。林兆恒(香港)との初戦。

「チョレイ」を連発し、第1ゲームを接戦の末に11-9で制した。続く第2ゲーム途中、6-9となったところで、右手中指の先、こぶしの部分から流血した。それを張本自ら審判に申告し、中断となった。返球する際に台に接触し、負傷したとみられる。

メディカルスタッフによる止血作業後、試合が再開されると、負傷の影響を見せずに4連続得点で逆転した。その後、ジュースとなったが、このゲームを奪った。