日本テニス協会は14日、女子ダブルスで日比野菜緒(26=ブラス)、二宮真琴(27=エディオン)組が東京オリンピック(五輪)の代表権を獲得したと発表した。国際テニス連盟(ITF)から出場枠の再配分が行われたため13日に、日本協会に通達が来た。日比野はすでにシングルスの出場権を得ており、単複での出場となる。二宮は五輪初出場。

これまで東京五輪の日本男女がシングルスで出場権を得たのは、男子が錦織圭(31)、西岡良仁(25)、ダニエル太郎(28)、杉田祐一(32)の4人。女子では大坂なおみ(23)、土居美咲(30)、日比野の3人だ。ダブルスでは、男子の錦織、マクラクラン勉(29)組、女子の青山修子(33)、柴原瑛菜(23)組が確定している。テニス競技の日本代表は、現時点で11人となった。