第100回全国高校サッカー選手権は東京・国立競技場で28日に開幕し、48代表校が首都圏9会場で頂点を目指す。開会式の後に行われる開幕戦で関東第一(東京B)と中津東(大分)が対戦。国立の使用は第92回の2013年度大会以来8大会ぶりで、改築後は初。開幕戦、準決勝2試合と決勝の計4試合が行われる。
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近年の選手権は北信越勢の躍進が目立つようになった。過去10大会で延べ8校が4強に進出。日本サッカー協会による9地域に分けて見ると、関東(1都7県)の15校に次いで2番目に多い。かつて強さを見せていた東海、九州、関西の3校を上回り、「サッカー不毛の地」とされた地域から聖地・国立を目指せるようなチームが増えた。
1998年に北信越の学校を中心に「中日本スーパーリーグ」が創設された。それをきっかけに、北信越のチームが徐々にレベルアップ。第92回の2013年度大会で史上初めて北陸勢同士が決勝戦を戦い、改修前「最後の国立」で富山第一が星稜(石川)を下して初優勝を果たした。続く第93回の14年度大会で星稜が優勝。2大会連続で北陸勢が頂点に立った。
さらに、第96回の17年度大会で長野の上田西が県勢初のベスト4進出。福井の伝統校、丸岡も最近3大会連続で初戦を突破している。新潟の帝京長岡は2大会連続で4強入り。節目の100回大会で新潟県勢初の決勝進出を狙う。
<今大会の北信越勢>
帝京長岡(新潟)4大会連続9度目
市長野(長野)初出場
富山第一(富山)7大会連続32度目
星稜(石川)2大会連続30度目
丸岡(福井)4大会連続32度目
<最近10大会の北信越勢の4強以上>
12年 星稜 4強
13年 富山第一 優勝
13年 星稜 準優勝
14年 星稜 優勝
15年 星稜 4強
17年 上田西 4強
19年 帝京長岡 4強
20年 帝京長岡 4強
<最近10大会の9地域別4強進出回数>
関東(1都7県)15
北信越(5県)8
東北(6県)7
関西(2府4県)3
東海(4県)3
九州(8県)3
中国(5県)1
四国(4県)0
北海道 0
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)




