<高校サッカー:富山第一3-2星稜>◇決勝◇13日◇国立

 星稜のFW森山泰希(2年)が新チームでのリベンジを誓った。この日は序盤から前線で体を張ってボールをキープし、攻撃の起点となった。

 後半に入りペースをつかむと、1点をリードしていた同25分に左からのクロスに反応して走り込み、豪快なヘッドで追加点を奪取。ただ、その後に終盤に追いつかれ、延長戦で逆転され悲願の日本一を逃す結果となった。

 悔しさを隠せない2年生の点取り屋だったが、最後は「2年生という立場から次は3年という立場に変わるので、自分たちが引っ張るという意識を持って日本一を目指したい」と話していた。