ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のアウェー・ベトナム戦(11日)に臨む日本代表MF田中碧(23)が9日、オンライン取材に応じた。前回の10月12日オーストラリア戦(埼玉)では、チームを勝利に導く先制点をマーク。若手ボランチとして、今回も期待がかかる。
一問一答は、以下の通り。
-ジェスチャーが多い。意図的なものは?
田中 パス出してほしいところとか、指示しているだけ。理想通りになるかは別問題。自分の中でこうした方がいいとか、伝える作業は意識的にしているわけではない。ボランチとして、チームがいい方向になればいいという思いで表現している。
-判断基準は、ドイツに行ってから変わったのか?
田中 自分がそこで活躍しないと次の道はない。彼らの判断基準、技術レベルに合わせていかないといけない。フィジカル的なサッカーも多い。いろんな壁にぶつかっていますけど、それを乗り越えれば、いいと思う。
-デュッセルドルフと、代表での姿について
田中 代表戦で見せる自分の姿、デュッセルドルフでの姿は違う。代表に来た時に、やってきたプレーが、出来なくなるのは、持ち味、特徴がなくなってしまう。今までやってきたことを、代表に来た時に、今までやってきた姿を出せたことはポジティブ。ほっとしている感覚はある。サッカーとチームが変わる中で、何が出来るか考えながら、出来ればいい。
-移動距離が大変
田中 もちろん疲労はあるとは思うけど、個人的にはドイツ2部とかの移動の方がきつい。個人的には、大丈夫。やってみないと分からない。コンディションは違う部分。何とも言えないが、今のところは感じていないです。
-周囲の期待を感じるか?
田中 感じていますし、うれしいこと。ただ、チームが勝てば。今は、勝つことが一番。W杯に行きたいことは選手だけではなく、日本全体で思っていると思う。誰が出ても2連勝すればいい。自分も貢献できればいい。前回以上のパフォーマンスが出来れば。
-川崎Fと、デュッセルドルフでは、180度違うと言っていたが?
田中 何がいい、悪いではなく、フロンターレでやってきたことは強いチームの振る舞い方。そういうチームで成長できることは出来た。今はなかなかボール握れないチームで、必要なことを学べている。苦しんでいるけど、幅を広げられたら、成長できたらいい。
-ベトナム戦の意気込みは?
田中 特別なことをするというよりは、自分が入って、うまく回って、勝てればいい。少なからず得点を取りたいとか、思いますけど、チームをうまく循環できたらいい。
-引いてくる相手。ミドルシュートは有効
田中 5バックは難しい。ミドルシュートはポイントになる。力ずくで崩すことも大事。
-オーストラリア戦では3ボランチ。攻撃、守備に対しての意識はどちらにあったのか?
田中 ゲームコントロール含めて、守備の方向に意識を持っていた。守備では防波堤。攻撃でも3人のボランチ。従来の4-3-3ではない。サイドハーフの役割とは違う。いわゆるリバプールとかではなく、レアル・マドリードっぽい。そんな話はしていないけど、次もゲームをコントロール出来たらいい。
-今回は攻撃、守備にどちらに意識を持つ?
田中 勝たないといけない。ゲームメークしても、点が入らないと意味がない。アウェーなので、いかに早く得点を取れたらいい。
-4-3-3という点では、川崎Fと似ているところはあったか?
田中 個人的には全然違う。守備は似ているところはあったが、攻撃に関してはどちらかと言うと、3人が下がることも多かった。フロンターレでやっているやり方はそんなになかった。感覚としては少し違う4-3-3だった。
-川崎F勢が多い
田中 特にないけど、一緒にやれるのは、うれしいですけど、それ以上に勝つことが大事。そこに全力で行けたらいい。
-引く相手に対して、どう思うか?
田中 そういう相手とは川崎F時代も何回もやっている。苦戦していた。自分も得意ではない。幅を使うことが大事。68メートルを5人で守らせるか、5人で50メートルを使わせるのか。崩すイメージを持ちながら、攻撃も狙いながら、点を取るチャンスはある。

