W杯イヤーを迎え、27日にW杯アジア最終予選の中国戦、2月1日にサウジアラビア戦(ともに埼玉)を控える日本代表に離脱者が続出した。

国内組による代表候補合宿の前日となる16日に森保一監督(53)がオンラインで取材対応。現時点でDF吉田麻也主将、MF三笘薫、FW古橋亨梧、DF室屋成、GK谷晃生が負傷で最終予選には間に合わないことを明かした。

指揮官は「チームにとっては痛いというのが本音」としつつ「困難はあるが、乗り越えてまたW杯に向かっていきたい」と前を向いた。一方で昨年10月、11月と招集できなかったMF久保建英が直近のエスパニョール戦で直接FK弾を決めるなど復活。MF中島翔哉も徐々に調子を上げており、森保監督も「候補に挙がっている」と認めた。またふくらはぎを痛めたDF冨安健洋も、最終予選には間に合う見込み。国内組の合宿で輝いた選手も含め、総力戦で最終予選のヤマ場に向かう。