サッカーのW杯北中米大会(6月11日開幕)に臨む日本代表メンバー26人が15日、発表される。93年に開幕した「Jリーグの日」に、森保一監督(57)が東京都内で午後2時から記者会見し、自らリストを読み上げる。主軸にケガ人が続出しており、前回大会以上にメンバー選考は不透明。選手層の底上げに伴い、当落線上の実力者の落選という意味でのサプライズは十分にあり得る。選考ポイントを、候補選手一覧とともに、お届けする。
◇ ◇ ◇
FWは4枠とした。絶対的エース上田綺世(27=フェイエノールト)と2番手の小川航基(28=NECナイメヘン)に加えてトップ下(シャドー)でもプレー可能な町野修斗(26=ボルシアMG)と塩貝健人(21=ウォルフスブルク)の4人。
今季オランダ1部で25得点を量産して得点ランキングトップを走る上田はケガがなければ確定。小川も、上田がケガがちだったアジア最終予選では4点を決めるなど決定力は確かで、高さという観点からもここで外すとは考えにくい。
前回大会に追加招集された町野は、ドイツへ渡って大きく成長した。昨季は5大リーグで2桁得点をマークするなど、世界基準を知る上に、代表ではシャドーとして起用されることがメイン。幼少期に中盤でプレーしていたことで器用さがあり、使う選択肢が多い。
3月に初代表のピッチを踏んだ塩貝はややサプライズ的要素が強い。オランダのNECナイメヘンで途中出場が多かったが公式戦9ゴール。5大リーグへステップアップを果たした。代表デビュー戦のスコットランド戦でアシストを記録するなど、勝負強さも売り。クラブでの出場機会にはやや苦しんでいるが、スピードと推進力、決定力でチームに勢いを与えるジョーカーの役割を果たせる。
今季ベルギーで大きく飛躍したFW後藤啓介(20=シントトロイデン)は先発で計算ができる存在で、高さも191センチと世界基準だが、上田、小川の牙城(がじょう)を崩すまでには至っていない。将来性や成長スピードは重要な要素だが、入る可能性は高くない。【日本代表担当=佐藤成】
<FW主な候補選手の選考予想と前回W杯以降の代表通算成績>
○小川航基(28=NECナイメヘン)13試合、7得点
○前田大然(28=セルティック)16試合、2得点
○上田綺世(27=フェイエノールト)26試合、16得点
○町野修斗(26=ボルシアMG)10試合、2得点
○塩貝健人(21=ウォルフスブルク)1試合、0得点
△後藤啓介(20=シントトロイデン)3試合、0得点

