青森山田の“飛び道具”がまた火を噴いた。

 1-0の前半35分、ハーフライン手前右からDF原山海里(3年)がクイックでロングスローを放り込み、こぼれ球の折り返しをMF嵯峨が押し込んだ。

 今大会3点目の“アシスト”に原山は「前半あまりに長く飛ばしすぎて、ハーフタイムで黒田監督に怒られました」と絶好調ぶりをアピール。

 黒田剛監督(45)も「今日飛びすぎでしたよね。どっかの新聞で発射台と書かれて調子乗って投げすぎてしまった感はある」と手綱を締めた。