J最年長GKのJ3相模原・川口能活(41)が2日、来季の現役続行を宣言した。母校・清水桜が丘(卒業年は清水商)の初蹴りに参加したこの日、既に同クラブから契約のオファーを受けていることを明かし「体が動く限りチャレンジする」と明言。昨季は足首の負傷でシーズン序盤は出遅れたものの、19試合に出場。17年シーズンに向け「1年間けがのないように過ごして、優勝争いできるように積極的に頑張っていきたい」と決意を示した。

 現役高校生との紅白戦ではフィールドプレーヤーとして出場。ゴールも記録するなど和やかな雰囲気の中、笑顔で汗を流した。昨年に続いて先輩や後輩たちと新年をスタートさせ「OBの皆さんとこうやってボールを蹴られるのは、やっぱり楽しいですね。原点に返れるというか、一生懸命やっていた日々を思い出します」と、英気を養った様だった。【前田和哉】