J1横浜F・マリノスの元日本代表DF栗原勇蔵(33)が1日、横浜市内で行われたチームの全体練習に合流した。6月23日の練習中に左太もも裏の肉離れを発症して以降、別メニューでの調整が続いていた。約1カ月半ぶりに合流し、ボールを使ったメニューなどをこなした。この日はボールを使わない体力強化メニューも多かっただけに「きつかった。合流するのは(練習が厳しい)今日じゃなくてもよかったかな」と、冗談交じりに話したが、久しぶりの合流とあって練習の合間にも笑顔を見せていた。

 また、7月29日の清水エスパルス戦で右足甲を負傷した、同じく元日本代表DF中沢佑二(39)は、グラウンドの周りを歩くなど別メニューで調整した。中沢は現在、142試合連続フル出場という、フィールドプレーヤーとしてはJ1歴代1位の記録を更新中。エリク・モンバエルツ監督は「希望としては、木曜日(3日)の練習に戻ってきてくれればと思っている」と話した。骨や筋肉の故障ではなく裂傷だけに、5日の次節アルビレックス新潟戦までの復調を願っていた。