アウェーのサガン鳥栖があっという間に先制した。前半1分、18歳のFW田川が左足で華麗なボレーシュートを突き刺した。

 幸先よく先制し、その後は引いて構え、相手にボールを持たせカウンターを狙い、前線のパワフルなFWイバルボがチャンスを狙う。

 鳥栖の狙い通りの展開で、浦和レッズもボールは保持するが効果的な攻撃ができず、前半はこのまま鳥栖が1点をリードし、終了した。

 後半は、浦和が15分にMF駒井に代え、MF長沢を投入。その9分後にDF森脇に代え、FWズラタンを投入し4バックから3バックにし反撃に出る。

 同29分に右CKをDFマウリシオが頭でねじ込み、同点に。しかし、鳥栖は6分後に田川が相手のクリアミスにも乗じて勝ち越しゴールを決め、再びリードを奪う。

 粘る浦和は、同40分にFW武藤が2-2に追い付くゴールを決め、このまま終了。勝ち点1を分け合った。