横浜F・マリノスが今季2度目の“俊輔ダービー”を制し、2大会連続の4強入りを決めた。後半36分、右サイドからラッキーボーイのMF遠藤渓太(19)が入れたクロスは、相手のオウンゴールを誘って先制。21日のリーグ戦でも、首位鹿島アントラーズから決勝点を奪った勢いを持ち込んだ。MF中村俊擁するジュビロ磐田との対戦は4月のリーグ戦に続いて勝利。天皇杯最多タイとなる8度目の優勝へあと2勝とした。

 ◆天皇杯通算優勝回数 横浜は、Jクラブが参加した92年度以降、過去に92年度、13年度と2度優勝。前身の日産時代を含めると計7度優勝しており、最多8度の慶応BRBに次いで歴代2位タイ。1位の慶応BRBは慶応クラブ、全慶応としての各1回を含む。これには37年度の慶大の優勝は含まない。