セレッソ大阪MF山口蛍(27)は、J1に3季ぶりに復帰したシーズンに、2度目のベストイレブンに選出された。授賞式後の会見で、久しぶりに戦うJ1をどういう気持ちでプレーしたかと聞かれると「年々、レベルは上がっていると思う。J2で2年やって、プレーオフを勝ち上がって、ルヴァン杯を取るとは誰も思っていなかったと思う」と、Jリーグの現状を踏まえつつ、これまでを振り返った。その上で「(チームとしては)充実した1年だったと思う。個人としては残り2試合、ケガで欠場した。悔いは残る」と語った。

 授賞式の壇上では「僕1人の力では、決していただけなかった。チームみんなで分けたい」とチームメートに感謝した。