J1ベガルタ仙台のMF椎橋慧也(21)が21日、宮崎キャンプ中の13日に痛めた右足首捻挫を悪化させ、別メニューでの調整を強いられた。ユアテックスタジアム仙台で非公開で行われた練習を回避。スタメンが確実視されていた明日23日浦和との開幕戦出場が微妙な状況となった。

椎橋は仙台での練習再開初日となった19日にフルメニューをこなし、回復をアピール。だが前日20日のミニゲームを途中回避し、状態の不安が再燃していた。キャンプではMF梁勇基(37)、兵藤慎剛(33)、富田晋伍(32)と競い合い、主力組のボランチの一角を担うなど急成長を遂げてきたが、開幕直前で手痛い離脱。渡辺晋監督(45)は「(精密検査して)調べている状態ですが、良くはないです」と説明した。