横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)が15日、神奈川・川崎市内で昨季王者の川崎フロンターレとの練習試合(45分×2本)に先発出場し、66分間プレーした。カズは得点はなかったが、シュート2本を放った。試合は1-0で川崎Fが競り勝った。

序盤から主導権を握ったのは川崎F。それでも、横浜FCは前半に、ゴール左25メートル付近でFKを獲得すると、カズがキッカーを務めシュート。GKにセーブされた。後半もカズはシュートを放ち、これはDFにブロックされた。

カズは、後半21分に交代し「守備をする時間が長かったですが、いい勉強になりました。フロンターレの速いパス回しに全員の力で、ある程度のディフェンスはできましたが、そこからどうやって今度、自分たちが攻めるか、そこの課題はあるかなと感じました」と振り返った。平成の試合はあと2試合。次節はホームでの千葉戦だ。カズは「いつ出番が来るか分かりませんが、いい準備をしていきたい」と平成から令和へ駆け抜ける覚悟だ。