東京五輪世代となるU-22日本代表のJ1磐田DF大南拓磨(21)が19日、「御前試合」での活躍を誓った。今日20日のアウェー名古屋戦(豊田ス、午後2時)は、同代表を兼任する日本代表の森保一監督(50)が視察予定だ。3バックの一角で先発が濃厚な大南はこの日、磐田市内で最終調整。「まず勝つこと。名古屋を抑えて勝利できればアピールにもなる」と、軽快に全メニューをこなした。

その名古屋は、開幕から7試合でリーグ最多15得点を記録。大南は「効果的な縦パスを遮断するような守備ができれば」と対応策をイメージすると、J1初得点にも意欲を見せた。14日の清水戦では、後半22分に左CKを頭で合わせたが、シュートは惜しくも枠外だった。「毎試合1本はチャンスが来ている。自信にもなるし、次はしっかり決めたい」。2戦ぶりの勝ち点3獲得へ、攻守で存在感を示す。【前田和哉】