大分トリニータは清水エスパルスと引き分けて7試合無敗とした。

だが、片野坂知宏監督(48)は「お見せするに値しない、非情に悪いゲームだったと反省している。積み上げたことがほとんどできなかった」と切り捨てた。

指揮官は、勝てば2位の可能性があっただけに悔やしさをあらわにした。

試合後のロッカーでは怒りを爆発させ「厳しいことを言い、思ってることをぶちまけた。こういう試合をしていると(J2に)落ちるよ」と話したという。

「なんとなくやれるんじゃないかという、油断が悪いゲームになった。戦術的にもどうしていいか分からないようになっていた」と、ミスからピンチを招いたパフォーマンスに険しかった。

今季7得点のFW藤本憲明(29)も「球際や戦う姿勢で気持ちを出すプレーが必要だった」と反省した。