J3のYS横浜が主催する第13回Y.S.C.C.杯横浜開港記念サッカー大会が2日、横浜市・しんよこフットボールパークで開催された。横浜開港160周年を迎えたこの日、元サッカー日本代表監督イビチャ・オシム氏(78)から同大会にメッセージが届いた。

メッセージには「保護者のみなさんは、あまり口出さず、温かく子どもたちを見守ってあげて下さい」「大人のみなさんも、子どもたちをリスペクトしましょう」など、親身あるコメントが含まれていた。

オシム氏は、YS横浜(当時関東リーグ)創業者の1人、唐井直氏(61=現J2町田GM)がJ1千葉GM(06~08年)時代も含めて親交のあった関係で、09年の同開港150周年記念大会時にも祝辞を贈っている。

YS横浜の吉野次郎理事長(54)は「コーチからのハラスメントも問題視されている昨今、非常にありがたく重々しい言葉。子どもたちがスポーツを楽しむためには大人たちが支えることが大切と改めて認識しました」と話した。

大会には60チーム約1000人のサッカー少年少女が参加。オシム氏のコメントに荏田東フットボールクラブで28年間指導する清水貞昭代表(64)は「サッカーだけでなくいろいろなスポーツに当てはまる。社会に出てからも通じると思う」。

NPO HIP.SCの舘野洋介監督(34)は「共感します。うちのクラブも全学年80人が参加していますが、子どもたちに口出しすることは少ない。いいプレーには拍手で励まし、そういう意味では体現しています」と胸を張った。