ヴィッセル神戸は8日、吉田孝行監督(42)が退任し、ドイツ出身でハンブルガーSVでの監督歴もあるトルステン・フィンク氏(51)が新監督に就くと発表した。

この日、公式ホームページに吉田監督の退任とあわせて、新監督の就任を発表。新監督体制の始動については「トルステン・フィンク氏の就労環境が整い次第、指揮をとります」とした。

また、この日付で退任となった吉田氏は同ホームページに「ファン・サポーターの皆様、このような結果に終わってしまったことを深くおわび申し上げます。自分を監督に任命してくれたクラブ、全力で闘ってくれた選手・スタッフ、どんな時も声援を送ってくれたファン・サポーターの皆様には感謝しかありません」などとコメントした。

吉田氏の退任とともに、林健太郎アシスタントコーチ、内山俊彦アシスタントコーチも、コーチ契約の解除が発表された。

神戸は、4月17日にスペイン出身のリージョ監督が辞任し、吉田氏が後任となった。だが、吉田氏も、就任後にJ1で5連敗を喫するなど、立て直しはままならず。今季、2度目の指揮官交代劇となった。

チームは、第14節終了時点で4勝2分け8敗の勝ち点14で13位。