モンテディオ山形がアウェーで3位ヴァンフォーレ甲府と2-2で引き分け、暫定首位を守った。

後半6分、FW阪野豊史(29)が相手DFの体に当たったこぼれ球を拾い、右足で先制ゴール。追い付かれた直後の同22分には再び阪野がPKを決めるなど、2度リードを奪った。だが勝利目前の同ロスタイム3分、FW佐藤にヘッドで同点弾を押し込まれた。開幕から16試合連続でフル出場中だったDF栗山直樹が体調不良によりベンチにも入らず、守備の要を欠いてほころびが出た。木山監督は「アウェーで勝ち点1は悪くない結果だが、3ポイント取りたかった。今日みたいな試合を勝ちきれるように」と悔しさをにじませた。