Jリーグ鳥の会とバードライフ・インターナショナル東京が8日、東京・文京区のJFAハウスで協働活動することを宣言し、調印式を行った。調印式には日本サッカー協会とバードライフ・インターナショナルの名誉総裁である高円宮妃殿下が出席された。

今後、両団体は環境保護の啓発活動、清掃活動などで協力していく。またバードライフ・インターナショナルのノウハウを学び、Jリーグが啓発ハンドブックを制作し、スタジアムなどで配布する。

Jリーグ鳥の会からは、ベガッ太(ベガルタ仙台)、マリノス君(横浜F・マリノス)、ガンズくん(松本山雅FC)、ファジ丸(ファジアーノ岡山)、ギラン(ギラヴァンツ北九州)と、鳥をモチーフにしたマスコットが参加した。

調印式には、高円宮妃殿下とJリーグ村井満チェアマンが立ち会い、Jリーグ鳥の会のギラン会鳥(かいちょう)と鈴江恵子バードライフ・インターナショナル東京代表が署名した。

高円宮妃殿下は集まったマスコットに「みんな地元で一生懸命活動してくれていることは知っている。自分たちの発信力を使ってこれからも地元の人、子供たちに“環境を守っていきましょう”のメッセージを送ってくださいね」と話した。【盧載鎭】