横浜FCは町田ゼルビアと0-0の引き分けに終わった。MF中村俊輔はベンチ入りしたが出番はなく、FWカズ(三浦知良、52)はベンチ外だった。

横浜FCは前半からMF松尾佑介(22)とMF中山克広(23)のスピードのある両サイドを軸に主導権を握った。前半3分、中山がフリーで放ったヘディングシュートはGK正面。同14分のFWイバのシュートもポストに嫌われた。後半も途中出場のFW皆川佑介(27)、FW斉藤光毅(18)が厚みのある攻撃で好機を迎えたが決めきれなかった。クラブタイ記録の15戦不敗としたが、下位相手に悔しい勝ち点1となった。下平隆宏監督は「立ち上がりにチャンスがありながら決めきれなかった。システムを変えたりしながら努力したが1点が遠かった」と試合を総括した。その上で、勝ち点1を積み上げたことを挙げ「悲観することなく、ポジティブにとらえていく」と話した。