鹿島アントラーズは7位の北海道コンサドーレ札幌と引き分けたが、首位東京と勝ち点52で並び、得失点差で暫定1位に立った。

前半11分、札幌はMF白井の右クロスに中央のDF進藤が右足で合わせて先制した。一方の鹿島は、前半27分にMFレオ・シルバが接触プレーで負傷交代するアクシデントに見舞われ、急きょMF永木がピッチに立った。

後半5分、鹿島はMFセルジーニョの技ありループで同点に追い付いた。今季11得点目のセルジーニョは、このゴールで得点ランク3位タイに浮上した。

FW鈴木、FWジェイを出場停止で欠く札幌も、負けじと攻め立てた。後半24分、DF福森の左クロスにファーサイドのFWアンデルソンロペスが足で合わせたが、惜しくも右ポストに嫌われた。

試合はそのまま終了し、両者勝ち点1にとどまった。しかし鹿島は勝ち点を52に伸ばして、この日試合がなかった首位東京を得失点差で上回り、暫定1位に立った。