川崎フロンターレにホームで敗れた鹿島アントラーズは3位に転落した。

何度も好機をつくったがシュートが枠に飛ばず、決定機は相手DF陣とポストに阻まれた。中3日の川崎Fに対して1週間試合が空き、入念に対策を行ってきた。それだけに大岩監督は「1週間かけて準備してきた試合展開に持ち込めたが、非常に悔しい試合になった。単純なセットプレーとカウンター、口酸っぱく言っているところでやられた」と悔やんだ。

リーグ戦ホームゲームでは2月の開幕戦以来の黒星。前節復帰したMF三竿が再負傷で出場を回避したのも響いた。首位東京を勝ち点差3で追いかける展開となったが、試合後のロッカールームで指揮官は「残り3つ全部勝てば、絶対上に行ける。冗談じゃない、信じていい」と話したという。主将のDF内田も「内容は良かったし、終わったな、という勝ち点差でもない。チャンスは全然ある」と前を向いた。