勝ち点1を分け合った。大分トリニータは前半45分、右サイドで起点を作ると、逆サイドから走り込んだMF田中が右足ダイレクトで流し込んだ。ホームの清水エスパルスは前半から主導権を握るも、ゴール前での迫力を欠き、無得点。大分が1点リードで折り返した。

後半はリードしている大分が粘り強くはね返した。清水は選手交代とシステムを2度変更。ブラジル人FWドゥトラら攻撃的選手を入れて打開策を探ると、セットプレーの流れから追いついた。同43分、FWドウグラスのオーバーヘッドクロスをドゥトラがヘディングで合わせて同点。終盤で試合を振りだしに戻し、勝ち点1を積み上げた。