今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場が決まっている横浜F・マリノスとヴィッセル神戸、28日のプレーオフを戦う鹿島アントラーズとFC東京の4チームによるクラブミーティングが16日に都内のJFAハウスで行われた。

日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長、Jリーグの村井満チェアマンらが出席した。田嶋会長は「代表だけでなくクラブが国際舞台で勝ち進むことが日本サッカー全体の底上げにつながる。Jリーグと協力し、盤石の体制でアジアの舞台で勝っていけるようにサポートしたい」と話した。

また村井チェアマンも「Jリーグの数多くのクラブが世界を知ること、国際舞台を代表としてでなくクラブ単位で体験していくことがリーグ全体の底上げになると信じている」と話し、4クラブの健闘に期待を寄せた。

前回大会は浦和レッズが2年ぶりの優勝をかけて決勝まで進み、アルヒラル(サウジアラビア)に敗れたものの準優勝。前々回は鹿島が優勝と、日本勢の活躍が続いている。

4年ぶりの出場を目指す東京から出席した石川直宏クラブコミュニケーターは、現役時代のACL出場経験を持つ。「タフな戦いができないと勝ち抜けない。クラブの一体感はより高まるし、強さやたくましさを昨季にプラスアルファできる機会。まずプレーオフをしっかり勝って、本戦に出られたら」と話した。