サッカーのプレナスなでしこリーグ1部の日テレ・ベレーザは18日、FW田中美南(25)がINAC神戸レオネッサに完全移籍することが決まったと発表した。

田中はなでしこリーグで、16年から4年連続で得点王を獲得し、18、19年と2年連続最優秀選手(MVP)に輝いたストライカー。下部組織から所属していた日テレを離れ、新天地で東京五輪の代表入りを目指すことになった。

クラブを通じて次のようなコメントを発表した。

「2019年シーズンを持ちまして日テレ・ベレーザを退団し、INAC神戸レオネッサに移籍することにしました。考えて、悩み、周りの人に相談をし、自分の直感も信じてこの決断に至りました。

今の夢は、東京五輪で活躍して支えてもらった人たちに感謝をすること。その為に、自分のために環境を変えることを選択しました。

13年間、このクラブに育ててもらい、そこで出会った指導者、チームメイトに恵まれてここまでこれたんだと心から思います。

最後の2年間キャプテンを務め、すべてのタイトルの優勝杯を掲げられたこと、みんなと笑いながら真剣にサッカーをしたこと全て自分の財産です。

クラブ関係者の方々、各スポンサーの方々、そしてベレーザのみんな、本当にお世話になりました。

ベレーザのサポーターのみなさん、直接挨拶することができなくて心残りですが、皇后杯で最後に話したことは本当です。今までたくさんの田中美南コールありがとうございました。対戦する時は、愛のあるブーイング待ってます!これからも応援よろしくお願いします。ベレーザ最高!!」