北海道コンサドーレ札幌は8日、交渉を進めていたタイ代表GKカウィン・タンマサッチャーナン(30)を20年12月31日までの期限付きで獲得したと発表した。

前日7日までに本人と所属するベルギー2部ルーベンと合意し契約を結んだ。カウィンは「監督の戦術の理解に励みながら、チームメートと早くとけ込めるようにコミュニケーションを取っていきたい。自分がチームの戦力になれるように頑張ります」とクラブを通してコメントした。

183センチ、78キロとGKとしては小柄だが、タイ代表で64試合に出場しているベテラン。17年まで10季在籍したタイ1部ムアントンではMFチャナティップと同僚だった。三上大勝GM(48)は「非常にパワフルでかつ足元(の技術)もある。性格的にもマジメ。チームの大きな戦力になれる」と期待した。ビザなどの手続きが済み次第、来日。16日前後にチームに合流できるよう調整している。