昨年5月に右膝前十字靱帯(じんたい)損傷と右膝外側半月板損傷の大けがを負ったセレッソ大阪FW都倉賢(33)が9日、サンガスタジアムで行われたJ2京都とのプレシーズンマッチに出場し1ゴールを奪った。

前日8日の練習試合に続く実戦。2-1とリードした後半39分から入り、同ロスタイム、相手GKがはじいたボールを左足で押し込んだ。都倉は「(前日の)疲れも残っていたが、短い時間の中で結果を残すことができてよかった」と喜んだ。観客の前に立ったのは、約9カ月ぶりで「歓声を聞いて、やっとここまで来た、と…。ここからが本当のスタート」と22日のリーグ初戦へ気を引き締めた。