浦和レッズFW興梠慎三(33)がサポーターとのSNS交流イベント「答えて浦和レッズ」で新型コロナウイルス予防を強く呼びかけた。

30日にクラブ公式ツイッターで、FW杉本健勇、DF岩波拓也、DF橋岡大樹とともにサポーターの質問に対応。興梠は「今はみんなでコロナウイルスにかからないこと。コロナウイルスの恐ろしさは著名人も亡くなっているし、悲しい。だからこそ1人1人が気をつけなくちゃいけないと思う」と真剣な表情で自宅待機を訴えた。

岩波の呼びかけで実現したSNS交流イベント。サポーターからライブで送信される質問を受けた。無人島に連れていきたい人は?との質問の際、興梠は「オレは虫とかだめで嫌やし。虫が嫌いなんだよ、(名前が)コウロキ(コウロギ)なのに」とトークを盛り上げた。

トーク途中、岩波がサポーターから出演してほしい選手を募集した中でトップだったMF阿部勇樹や、浦和ユース在籍で2種登録されている17歳のGK鈴木彩艶(ざいおん)が飛び入り参加するなど、サプライズも用意された。

Jリーグは30日、5月30日からの試合延期を発表した。政府からの緊急事態宣言により、チーム練習の再開も決まっていない。興梠は「コロナウイルスが収まったら、スタジアムで勝利というプレゼントをサポーターに贈りたいと強く思います」と言えば、杉本も「また再開したら最高のパフォーマンスをみせたいと思います。今はその思いをためて、サポーターのみなさんと今を乗り越えていけたらいいなと思います」と意気込みを示していた。