Jリーガーから子供たちへ。

日刊スポーツでは5月5日のこどもの日へ向けた企画「あこがれのJリーガーに手紙を出そう!」を実施し、子供たちからJリーガーへの手紙を募集していました。そしてこのたび、応募者の中から選ばれた子供へ、選手から直筆の返信手紙が届きました。北海道コンサドーレ札幌のFW鈴木武蔵(26)は強いシュートを打つコツについて優しく答えました。

梅木則和君(11)からの手紙

「鈴木武蔵選手へ。ぼくは、鈴木選手のスピードにのった独走ドリブルからのするどいシュートがスカッとして大好きです。ぼくもドリブルがすきなので、一瞬のすきをつくするどいシュートをうつためにはどのような練習や意識をすればいいか教えてください。小学校最後の一年なので自分を超えられるようにもっと挑戦して、チームのみんなと目標に向かってがんばりたいです」

鈴木武蔵からの返信

「梅木則和くんへ。鋭いシュートを打つ為にはとにかくシュート練習。まずは足のどこに当たればどの様なシュートになるかを把握する事。あと力を入れすぎない事。僕がシュート練習でいつも意識しているのは、力を抜いてコースを狙う事。キーパーが取れない場所、タイミングが分かってきたら弱いシュートでもゴール決めれる様になると思います。今は試合ができない時期だけど、こういう時こそ他の友達やライバルに差をつけられるいい機会だと思う。当たり前だけど毎日練習して沢山ご飯食べてよく寝てね。共に目標に向かって頑張ろう!北海道コンサドーレ札幌 鈴木武蔵」

◆鈴木武蔵(すずき・むさし)1994年(平6)2月11日、ジャマイカ生まれ。桐生第一高を経て12年新潟入り。16年リオデジャネイロ五輪出場。18年長崎でプレーし、19年から札幌に加入。同年に日本代表初選出。185センチ、75キロ。