浦和レッズが異色のダンス特訓で団結力とリズム感を深めた。

17日にオンライン上で報道陣に対応したDF山中亮輔(27)が明かしたもので、新型コロナウイルスの影響で、4月5日から活動休止していた期間中、オンライン上でダンストレーニングを導入していたという。地元のさいたま市浦和区出身の女性プロダンサーとなるKAZANEさんを講師に迎え、ダンス要素を生かしたリズムトレーニングを消化していた。

山中は「楽しい時間でしたし、みんな本当に一生懸命で。ヘタだったと思いますけれど、一生懸命やっていたので本当に楽しい時間でした」と充実タイムだったことを説明。チームメートとダンストレを共有したことで「みんなで楽しめる良さがあった。充実したトレーニングだった」と振り返っていた。

浦和は先月27日から少人数グープでの練習を再開。今月4日から全体トレーニングを開始した。13日には埼玉スタジアムでJ2町田ゼルビアと練習試合し、再開後初の対外試合に臨んでいた。7月4日に控える横浜との今季J1再開初戦に向け、山中は「コンディションを上げて臨めればいい。(無観客の)埼玉スタジアムは声が響くし声が通る。コーチングが大事になってくる」と選手間のコミュニケーションの重要性を説いていた。【藤中栄二】