横浜F・マリノスは11日、横浜市内でFC東京戦の前日練習を行った。

前節湘南ベルマーレ戦では苦しみながらも3－2で今季初勝利を挙げた。昨季は最終節まで優勝を争った東京との中3日での一戦にむけ、ポステコグルー監督は「（東京は）去年同様、強く、攻撃も守備もストロングなチーム。スタイルを変えずにやってくるんじゃないかと思います」と警戒した。

ここまで再開後2試合はリモートマッチ（無観客）で行ってきたが、同試合から有観客での実施となる。Jリーグのプロトコルにのっとり、最大5000人収容での開催となるが、ホーム日産スタジアムに久々を訪れるサポーターの後押しは大きい。すでにチケットは完売に近い数字だといい、指揮官は「長い間、クラブもサポーターのみなさんも我慢してやってきた。人数に制限はありますが、サポーターのみなさんが生でサッカーを見ることができる。わくわくするような試合をみせたい」と意気込んだ。

FW仲川輝人もサポーターを入れての試合開催を喜び「雰囲気も違ってくると思いますし、サポーターがいるだけで心強いというのは無観客の試合を通じてわかったこと。もっと勝利をみせられればと思います」と力を込めた。