横浜FCは、ホームで観客を迎えての試合でベガルタ仙台と引き分けた。U-19日本代表候補に選ばれた18歳のFW斉藤光毅が2トップの一角、19歳のDF小林友希が3バックの中央に入り、先発平均年齢は25・18歳。FWカズ、MF中村俊輔はベンチ外で若手主体で臨んだ。

前半12分、GK六反勇治が相手FWのひざを顔面に受け負傷退場。それでも、前半38分、23歳のFW一美和成がMF佐藤謙介のFKを胸トラップから反転し左足シュートを決め先制。後半早々にカウンターから失点し勝ち点3を逃したが、3連戦を1勝1敗1分けで終えた。下平隆宏監督は「六反のアクシデントが大きかった」とし、六反の状況に「(完治に)長期かかりそうな感じ」と明かした。勝てばクラブ初のJ1での連勝だっただけに指揮官は「連勝したかった。3連戦は内容的には自信持ってやれてきている。今日のようなゲームを勝ちに持っていけるようにしたい」と話した。