アスルクラロ沼津がホームでFC岐阜に1-1で引き分け、クラブワーストの6連敗を免れた。FW渡辺りょう(23)の7試合ぶりの得点で先制。終盤に同点とされるも逆転を許さず、勝ち点1を積み上げた。

前半16分、渡辺が浮き球のパスに反応。最終ラインの裏へ抜け出した。角度のない位置から右足で放ったシュートは、GKの股間を抜けて今季3点目。渡辺は「思い切って振り抜けば、なんとかなると思った」と振り返った。

後半は前がかりになった岐阜に対して、鋭いカウンターでゴールに迫った。しかし、決定機を生かせずにいると、同38分に痛恨の同点ゴールを被弾。その後スコアは動かず、試合終了の笛が鳴った。「決めきりたかった。追加点を奪えなかったのは、自分の課題でもある」と渡辺。今井雅隆監督(61)は「すばらしいカウンターを何度も出してくれたのは事実。ゴール前の質が勝負を分ける、サッカーの本質が出たゲーム」と評した。

それでも連敗は「5」で止まった。次節は12日、アウェーで鳥取と対する。渡辺は「積極性を失わず、勝利を引き寄せたい」。次こそ勝ち点3をつかみ取る。【古地真隆】