セレッソ大阪主将のMF清武弘嗣(30)は負けから学ぶ。2位C大阪と勝ち点4差の3位につけるFC東京戦(23日、味スタ)に向けて22日、大阪・舞洲で練習後にリモートでの取材に応じた。

前節の鹿島アントラーズ戦は1-2惜敗で連勝は6で止まり、同戦6連敗。屈辱的な結果に終わり、追いかける首位川崎フロンターレとの勝ち点差は再び8に開いた。清武はその鹿島戦を振り返り、「どういう結果になってもおかしくない試合だったが、(鹿島が)セカンドボールも速く、学ぶべき試合だった。引きずらず、細かいところを突き詰めて明日に臨みたい」と前向きに語った。

C大阪も半分の18試合を終えて12勝3分け3敗の好成績。チームの力としての自信は失っていない。「(川崎Fは)強いなと思うし率直、すごいなと思う。自分たちは勝ち点を落とさないように、常に(勝ち点)3を狙っていくしかない」。

東京、ベガルタ仙台とアウェー2連戦の後に10月3日、ホームで川崎Fとの直接対決。その戦いに大きな望みをつなぐため、ただ勝ち続ける。