史上最速で2年ぶり3度目のJ1優勝を果たした川崎フロンターレが29日、川崎市内で全体練習を再開した。

約2時間のメニューで、MF家長昭博、今季限りで引退するMF中村憲剛らがミニゲームなどで汗を流した。勝ち点75は、34試合制となった05年以降では、15年の広島、16年浦和の74を上回り、最多。記録ずくめのJ1制覇となったが、残り4試合で目指すのが、06年に川崎Fが記録した84点の年間最多得点記録だ。現在のチーム得点は79。鬼木達監督は「消化試合にはしたくないし、記録は歴史に残せるタイミング。選手のためにもそこはこだわっていきたい」と強い意欲を示した。