昨季限りで現役を引退した中村憲剛氏(40)の物語が映画化されることが決まった。23日にオンラインで行われた川崎フロンターレの新体制発表会で明らかになった。

本人主演のドキュメンタリー映画で、夏に公開予定。発表会に出席した中村氏は「引退前後からずっとカメラが回っていた。その時は知らなかった」と振り返った。前月の引退セレモニーでは、ゲストのFC町田ゼルビアFW鄭大世が「映画になると思う」と話していたが、中村氏は「テセは全く知らなかったと思う。(クラブスタッフは)ヒヤヒヤしていたかも」と笑った。また、今後は自ら考案した新ポスト「フロンターレ・リレーションズ・オーガナイザー(FRO)」として、アカデミーや普及、育成部門を中心に、クラブの各種活動に携わることも発表された。